歯の黄ばみの原因と、歯を白くする方法
歯の黄ばみの原因は?
最近、歯が黄ばんできたな・・・と思うことありませんか?歯が黄ばんでくる原因は何なのでしょうか?
生活習慣による着色汚れ
CMなどで聞かれたことがある方も多いかと思いますが、タバコ、コーヒー、ワイン、チョコレートなど私たちの生活の身近にあるものを摂取することで、ステインという物質が歯に蓄積し黄ばみをおこします。
加齢
そもそも歯は、黄色の象牙質を半透明のエナメル質が覆っているのですが、この象牙質は、年齢を重ねるごとにより黄色くなってきます。エナメル質は、歯磨きを繰り返すことでより薄くなっていくため、象牙質の黄色が濃く見え、歯が黄ばんで見えるのです。
薬の影響
テトラサイクリンという抗生物質の長期にわたる服用は、歯の黄ばみの原因になります。
外的原因によるもの
歯を思い切りぶつけてしまったり、歯科治療で歯の神経を抜いたりすることで、歯の内部で出血がおこり、それが原因で歯が変色してしまうことがあります。
歯を白くするには?
セルフホワイトニング
文字通り、ご自身でホワイトニングする方法です。現在は、シートタイプやペンタイプなど多種多様なステイン除去グッズの他、ホワイトニング専用の歯磨き粉も売られています。値段も500円くらいから手に入り、手軽に始められます。電動歯ブラシにもステイン除去機能がついているものがあります。どのアイテムもきちんと用法・用量を守り、正しく使用することが大切です。また、歯医者さんで専用のマウスピースを作製し、それに薬剤を塗って歯に装着する「ホームホワイトニング」という方法もあります。ただし、セルフホワイトニングは、効果が実感できるまでに時間がかかるため、目指す白さを手に入れるには、長期にわたってホワイトニングを続ける必要があります。
歯医者さんで白くする
歯医者さんで歯石の除去と一緒に歯のクリーニングをしてもらう方法があります。歯磨きでは落としきれない汚れを専用の器具を使い除去することで、歯をご自身の自然な白さに戻すことができます。費用も手ごろです。また、本格的に歯を白くしたい方には、「オフィスホワイトニング」という方法がおすすめです。白くしたい歯に濃度35%以下の「過酸化水素」という薬剤を塗り、特殊な光を照射することで歯を白くします。白さが選べ、ムラがなく仕上がる上、1~3回の施術で白さが実感できます。ただし、歯が元の状態にもどってしまうのも早いので、白さを保つためには、定期的な施術が必要です。費用にも歯医者さんによって幅があり、ホワイトニングに適していない方もいらっしゃいますので、一度ご相談の上、施術を行うようにして下さい。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、歯医者さんで白くしてもらったあと、自宅でメンテナンスをする「ホームホワイトニング」を併用する方法です。 最初に、歯医者さんでていねいにクリーニングをしてから、しっかり白くしてくれるので、すぐに白さが実感できます。しかし、その効果はずっと続くわけではありません。時間の経過とともに、色が元に戻っていってしまいます。 そこで、歯医者さんで作製したマウスピースと薬剤を使って、自宅でホワイトニングを続けることで白さを保つことができます。歯医者さんで指導を受けられるので、自宅でのホワイトニング作業も安心です。また、別の治療でマウスピースが合わなくなったときは、すぐに作り直してもらえます。 私たち「大西歯科医院」では、このデュアルホワイトニングをお勧めしています。