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歯周病と口臭

口臭の原因になる歯周病

歯周病とは、歯周組織(歯ぐきや歯を支える骨など)に炎症が起こる病気です。お口のなかにたまったプラークや歯石を栄養にして歯周病菌が繁殖し、歯周組織に炎症を起こします。歯周病菌がたくさん繁殖する過程で、お口のなかにあるプラークや歯石を腐敗させ膿をつくります。この膿が強い悪臭を放つのです。お口から「どぶ臭い」「生臭い」といったにおいがするのは、この膿が原因なのです。

また、歯周病は口臭だけではなく以下のような症状も起こります。歯周病は痛みなどがないので放置されてしまいがちですが、放置してしまうとどんどん進行していき口臭もひどくなります。ですので、早めの治療が大切です。

歯周病の症状

  • 朝起きたときに、口のなかがネバネバする
  • ブラッシングの際に出血する
  • 歯ぐきが腫れている
  • 最近歯が長くなった気がする
  • 硬い物が噛みにくい
  • 歯がグラグラする

歯周病になりやすい人とは

歯周病は日本人成人の約80%が罹患している、またはその予備群だといわれる病気。どんな方でも起こる可能性はあります。なかでも以下の方は口腔内環境が悪化しやすかったり、衛生的な状態を保ちにくかったりすることから、歯周病の発症リスクは特に高まります。

  • ブラッシングがきちんとできていない方
  • 妊娠中の方
  • 間食が多い方
  • ブラッシングの頻度が少ない方
  • 45歳以上の方
  • 喫煙者
  • 歯並びが乱れていて歯と歯の隙間に食べかすがたまりやすい方
Pick up 口臭と喫煙の関係

喫煙が歯周病のリスクを高めることがわかっており、喫煙者が歯周病にかかる確率は高くなります。なぜ歯周病のリスクが高まるのかというと、たばこのヤニが歯に付着することで歯ぐきを傷めるからです。傷んだ歯ぐきの免疫力は下がり、歯周病菌によって炎症が起こりやすい状態になるのです。

当院では喫煙をされている方に禁煙、困難であれば減煙をおすすめしています。また、できるだけ口腔内環境を衛生的に保つために、歯のクリーニングに定期的にお越しいただくことを推奨しています。ヤニによる歯の汚れも軽減できますので、ぜひお試しください。

大西歯科医院の歯周病治療メニュー

大阪・肥後橋にある歯医者「大西歯科医院」では、歯科医師、歯科衛生士による専門的な歯のクリーニングを行っています。歯のクリーニングを行うことで、口臭の原因となる歯周病を改善・予防できるほか、虫歯予防、歯の色を改善できる、爽快感が得られるなどのメリットもあります。女性スタッフが丁寧に行いますので、安心してお任せください。

スケーラーという専用器具を使って、歯の表面や歯の根元にこびり付いたプラークや歯石を丁寧に除去します。歯が長くなったように感じるかもしれませんが、歯石がなくなったためなので心配いりません。

歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに深く入り込んだプラークや歯石も、スケーリングで取り残した歯石やプラークもきれいに除去し、ザラついていた歯の表面をツルツルに仕上げます。ツルツルに仕上げた歯面は、汚れの再付着防止にもなります。

当院の患者様のなかには、ご自身の口臭に気付いている方もいれば、指摘されて気付くという方もいらっしゃいます。なかなかご自分ではわからないケースもありますので、「口臭で周囲に迷惑をかけていないか心配」という方は、まずはご相談にお越しください。親身に対応させていただきます。

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